アビ虎では、以下のディレクトリにCSVファイルが保存されます。
\アビ虎\arbot\resources\app\reports\
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以下はWeb版システムのご案内です。アビ虎ではこの方法はご利用いただけませんのでご注意ください。
システムが記録した価格差データをエクセルで利用するための一例をご案内いたします。
Windows10 + MS Excel 2016の環境にて解説を行います。
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2018/3/14追記:
Quoinex-bitFlyerペアについて、ワンクリックでグラフの作成まで行うエクセルシートを作成いたしました。ご希望の方はお申し付けください。
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ご提供する雛形はご自身のカスタマイズベースとして自由にご利用ください。
このサンプルでは、データベースにtimestampとして記録しているUNIXTIME形式から時刻形式への変換、レート差の算出方法、ヒストグラム作成の際の選択範囲などをご確認いただけます。なお、ひな形、サンプルは、bitFlyerが空売り側(レートが高い)として制作しています。レート差が逆転した場合(Quoinexが高い場合)はI列とJ列が逆転します。
大きな流れ
- システムから価格差データをダウンロード
- ダウンロードした価格差データを整形
- テンプレートに整形したデータをコピーし統計ヒストグラムを作成
0. 初期設定
データベースにユーザーを追加
ネットオウルサーバー(スターサーバー)をご利用の場合
- こちらから契約中のスターサーバー管理パネルにログイン
- 左メニュー「データベース設定」→「MySQLユーザー設定」から、データベース用ユーザーアカウントを追加
3. 「MySQL一覧」タブから、先ほど追加したユーザーにデータベースへのアクセス権限を付与
以上で初期設定は完了です。
1. システムから価格差データをダウンロード
- スターサーバー管理ツールの左メニュー「データベース設定」内、「phpmyadmin」を選択し、初期設定で作成したデータベース用ユーザー名、パスワードでログイン
2. 左側ツリー構造から、price_historyテーブルを表示
3. 上部「エクスポート」タブから「CSV for MS Excel」形式でダウンロード
4. CSVデータがダウンロードされることを確認します
以上で価格差履歴のダウンロードは完了です。
2. ダウンロードした価格差データを整形
概要
CSVの区切り位置をセミコロンへ変更し、データをクリップボードにコピーします
詳細
1. ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開きます
2. A列を全選択し、「データ」タブから「区切り位置」を選択します
3. 表示されたウィザード1/3では、「次へ」を選択します
4. 2/3では、区切り文字としてセミコロンを選択します。その際、プレビュー欄に複数行表示されていることを確認します。
(表示されていない場合はウィザードをキャンセルし、A列を全選択の上再度実行します)
5. 3/3では、完了を選択します。
以上でデータの整形は完了です。
3. テンプレートに整形したデータをコピーし統計ヒストグラム、2D折れ線グラフを作成
概要
雛型に、整形した履歴データを貼り付けます。
IおよびJ列からヒストグラムおよび2D折れ線グラフを作成します。
詳細
1. こちら からひな形をダウンロード
2. 整形した価格差データを開き、データのある範囲を全選択、もしくは利用する範囲を選択しコピー (※1 本ページ下部に補足を記載)
3.ダウンロードしたひな形を開き、A3セルにCtrl+Vで貼り付け
4. I列、J列に価格差、K列に時刻が正常に表示されていることを確認します。なお、 I列はエントリー、J列はイグジットの際に用いる価格差を示しています。
ヒストグラムを作成します。
5. ヒストグラムを作成したい範囲を選択し、「挿入」タブから「統計グラフ」もしくは「2D折れ線グラフ」を選択します。
選択範囲は、エントリー価格差を利用する場合はI列のうち、ヒストグラムに含める行すべてです。
同様に、イグジット価格差を利用する場合はJ列となります。
6. ヒストグラムが表示されることを確認します。
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表示は以上です。
補足情報
※1 データのコピー方法
1. H列のデータのある最後を選択し、キーボードのCtrl+Shiftを同時押しの上、上矢印、左矢印を押す。
これによりA1セルからH列の最後まで選択されます。(画像の場合、H3805セル)
2. 選択された状態でキーボードのCtrl+Cを同時押しし、クリップボードにコピーします